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社員リレーコラム
 第5回 「神はサイコロを振らない」
最近、連続TVドラマというものをめっきりみていなかったのですが、先日ある番組を
視聴しました。
日本TV系列の「神はサイコロを振らない」と言う作品です。

内容は、かつて、忽然と消息を絶った報和航空四○二便YS−11機が突如、羽田空港
に帰還した。しかし六十八名の乗員乗客にとって、時計の針は十年前を指したま
ま……。戸惑いながらも再会を喜ぶ彼らと、その家族を待ち受けていた運命とは――。
映画では至極ありふれた、タイムスリップが絡む物語なので、興味半分で視聴しました。
しかし、驚愕のキーワードを発見しました。

「10年前からの私の質問」がそれです。

10年前に星を数えた夜空を、時には見上げていますか?
10年前になりたかった自分に、今なっていますか?
10年前に探していた自分の居場所は、みつけられましたか?
10年前の正義感や感情を、今も持ち続けていますか?
・・・この10年間、精一杯生きましたか?
番組中に10年前から戻ってきた親友が、現在の主人公に言い放った台詞があります。
「心に汗をかいているのか!」

日々、月日は無常にも流れていきます。
同じような日々の繰り返し。厳しい世の中の現実。
決して、惰性で生きている訳ではありませんが、物事に取り組む際の情熱が10年前に
比べると、欠けてはいないだろうか?番組が終わった後思わず自分自身に問いかけていました。
現在の自分の状況・心境を10年前と比較してみるなど考えてもみないことでしたが、
多忙な毎日の中、自分を振り返る良い機会になったように思います。

景気が上向き傾向とはいえ、先行き不透明なご時世、今後10年間も公私共々、激動の
人生が口をあけて私を待っているでしょう。
10年後、自分を振り返った時「後悔のない人生を送った」と言える自分を目指します。

原作本は大石英司氏です。
ドラマ終了後、読んでみようと思います。



  2006/02/01  石川直樹
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